安心感に騙されるな! 銀行の金融商品の99%は損する
個人年金、投資信託、各種保険…全部ダメダメだ
個人年金保険、投資信託…銀行の商品は損するものばかり
銀行が販売する金融商品を具体的に見ていきましょう。
●個人年金保険
これは一番気をつけなければいけない商品です。「老後の年金の心配がない」「将来お金が貯まる」などと謳っている貯蓄型の保険なのですが、手数料が高い。それに、そもそも保険は運用に向きません。
●投資信託
銀行でおすすめされる可能性が高い商品です。「口座を作りませんか」「手続きは代わりにやりますよ」がキラーワード。でも、これもやはり手数料が高い。たとえば、100万円残高がある場合、購入時に2万円~3万円くらいの手数料が掛かり、その他に100万円×1.7%程度の高い運用管理手数料が毎年かかってきます。
●クレジット機能付きキャッシュカード
ポイントが付くからとリボ払いを推奨していますが、金利が異常に高いので損をすることになります。リボ払いは「借金生活への入口」と捉えるべきです。
●住宅ローン
比較的、低金利で借りられるので、銀行が販売するなかでは悪くない商品です。ただし、銀行によって条件の良し悪しがあるので、複数の銀行を回って見積もりを取ること。そのうえで交渉することが重要です。
●個人向け国債
銀行が扱う商品のなかでは一番いい商品です。銀行に預金するよりは安全ですし、現在定期預金よりも利率がいい。